毎日新聞社のぺぇじ
既読:4作品 平均点:3.25 評価順並び替え|並び替えなし
星の分布
繚乱
1.繚乱(黒川博行)評価 ★★★★★
読了日2015.5.18 か行
出版社毎日新聞社 発売日2012/11/20概要 見さらせ、ど腐れども。そのシノギ、おれらが奪(と)ったる―名作『悪果』の相棒、堀内、伊達が復活。ふたたび、大阪を縦横無尽に疾駆する。策略と暴力がからみあい、腐れのスパイラルはノンストップで奈落へ。黒川警察小説の、これぞ真骨頂!
金門島流離譚
2.金門島流離譚(船戸与一)評価 ★
読了日不明 は行
出版社毎日新聞社 発売日2004/3概要 いまだ中国・台湾間で帰属の曖昧な、現代史の生んだ“空白の島”金門島。藤堂義春は、日本を離れ、金門島と台北を拠点に偽造品ビジネスに手を染めていた。ある日、突然のように藤堂の周りに事件が起きはじめ、それは藤堂の知人を次々に巻き込み、ついには藤堂へと絡みついていく。次第に明らかになる、藤堂の抱える「ある事情」。事件は、いったいなぜ起きたのか…。表題作の他、台湾・瑞芳鎮を舞台にした『瑞芳霧雨情話』を収録。
かくも短き眠り
3.かくも短き眠り(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社毎日新聞社 発売日1996/6概要 夜空に吸い込まれる炸裂音、彷徨う血塗られた魂。東欧、霧のトランシルバニアで「わたし」は男たちの呼び声を聞いた―。ベルリンの壁の崩壊から五年。「ドラキュラの息子たち」という殺戮集団。「わたし」の過去を呼び醒ますかつての同志たちの亡霊。「わたし」に何を求めるのか。歴史に葬られた男たちの復讐と反逆。船戸ハードボイルド会心の1000枚。
砂のクロニクル
4.砂のクロニクル(船戸与一)評価 ★★★★★
読了日不明 は行
出版社毎日新聞社 発売日1991/11概要 民族の悲願、独立国家の樹立を求めて暗躍する中東の少数民族クルド。かつて共和国が成立した聖地マハバードに集結して武装蜂起を企む彼らだったが、直面する問題は武器の決定的な欠乏だった。クルドがその命運を託したのは謎の日本人“ハジ”。武器の密輪を生業とする男だ。“ハジ”は2万梃のカラシニコフAKMをホメイニ体制下のイランに無事運び込むことができるのか。山本周五郎賞受賞作。
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