船戸与一のぺぇじ

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残夢の骸 満州国演義9

1.残夢の骸 満州国演義9(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.5.29 は行

出版社新潮社  発売日2015/2/20
概要  敷島兄弟は通化の地に集う。苦い再会だった―。満州国はわずか十三年で理想の欠片さえ失い、重い鉄鎖と化した。昭和二十年八月九日、ソ連軍が遂に侵攻を開始する。轟音とともに崩壊してゆく「王道楽土」。男たちは吹きすさぶ風の中で自らの運命と対峙する。日本そして満州、二つの帝国が破れ、残ったものとは何か。船戸与一が最期の炎を燃やし描き切った大叙事詩、ここに完結。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
南冥の雫 満州国演義8

2.南冥の雫 満州国演義8(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.5.19 は行

出版社新潮社  発売日2013/12/20
概要  追ってくるのは宿命か、自らの犯した罪の報いか―。昭和十七年。南方作戦の勝利に沸く満州に、米軍による本土襲撃の一報がもたらされる。次々と反撃の牙を剝く大国、真実を隠蔽する大本営、無意味な派閥争いに夢中の司令官たち…このまま皇国は破滅してしまうのか。敗戦の予感に人々が恐慌するなか、敷島次郎はあえて“死が約束された地”インパールへと向かう―。唯一無二の満州全史、いよいよ戦局は最悪の事態に。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
雷の波濤 満州国演義7

3.雷の波濤 満州国演義7(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.5.17 は行

出版社新潮社  発売日2012/6/20
概要  昭和十六年。ナチス・ドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。ドイツに呼応して日米開戦に踏み切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか…敷島四兄弟が岐路に立つ皇国に見たものとは。「非常事態」の名の下、暴き出される人間の性。加速する満州クロニクル、ついに終焉へのカウント・ダウン開始。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
大地の牙 満州国演義6

4.大地の牙 満州国演義6(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.4.17 は行

出版社新潮社  発売日2011/4/30
概要  「帝国政府は爾後国民政府を対手とせず」。日本は中国との交渉の道を自ら鎖した。徐州、武漢での作戦を成功させたものの、「事変」は泥沼化の一途を辿る―。敷島太郎は愛人の身体に溺れ、次郎は柳絮のごとく彷徨い続ける。三郎は復讐に身を焦がし、四郎は陰謀の犠牲者を茫然と見つめた。そして、満蒙国家ノモンハンで日ソ両軍が激突する。大陸に凱歌と悲鳴が轟く。混沌の第六巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
灰塵の暦 満州国演義5

5.灰塵の暦 満州国演義5(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.4.10 は行

出版社新潮社  発売日2009/1/30
概要  満州事変から六年。理想を捨てた太郎は満州国国務院で地位を固め、憲兵隊で活躍する三郎は待望の長男を得、記者となった四郎は初の戦場取材に臨む。そして、特務機関の下で働く次郎を悲劇が襲った―。四兄弟が人生の岐路に立つとき、満州国の命運を大きく揺るがす事件が起きる。読者を「南京事件」へと誘う第五巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
炎の回廊 満州国演義4

6.炎の回廊 満州国演義4(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.3.6 は行

出版社新潮社  発売日2008/6/20
概要  脅威を増す抗日連軍、天皇機関説に揺れる帝都、虎視眈々と利を狙う欧米諸国―満州国の混沌が加速するなか、外務官・馬賊・憲兵大尉・武装移民と、別々の道を歩んだはずの敷島四兄弟の運命も重なり、そして捩れてゆく。「二・二六事件」に揺れる満州を描く第四巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
群狼の舞 満州国演義3

7.群狼の舞 満州国演義3(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.2.23 は行

出版社新潮社  発売日2007/12/20
概要  昭和七年三月、満州国建国。面接約百三十万km2、人口約三千四百万、新京を国都とし、最後の皇帝溥儀を執政に迎えた。国の建設に胸を躍らせる太郎。金銭で請け負った荒仕事をこなす次郎。「憲兵隊の誇り」と称えられ、妻をも得た三郎。さらなる罪を犯し、大陸を流浪する四郎。日本人は新天地にどのような夢を託したのか。産声を上げたばかりの国家の実相、そして熱河侵攻を描く、第三巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
事変の夜 満州国演義2

8.事変の夜 満州国演義2(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.1.23 は行

出版社新潮社  発売日2007/4/20
概要  軍部の暴走をめぐり対立する太郎と三郎、流されるままに謀略馬賊として軍に協力することとなった次郎、自分の犯した罪のため上海に潜伏する四郎…四兄弟の苦悩をあざ笑うかのように満州、そして上海で戦火が炸裂する。四つの視点がつむぎだす満州クロニクル、「満州事変」を描く第二巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
風の払暁 満州国演義1

9.風の払暁 満州国演義1(船戸与一)評価 ★★★

読了日2022.1.19 は行

出版社新潮社  発売日2007/4/20
概要  麻布の名家に生まれながら、それぞれに異なる生き方を選んだ敷島四兄弟。奉天日本領事館の参事館を務める長男・太郎、日本を捨てて満蒙の地で馬賊の長となった次郎、奉天独立守備隊員として愛国心ゆえに関東軍の策謀に関わってゆく三郎、学生という立場に甘んじながら無政府主義に傾倒していく四郎…ふくれあがった欲望は四兄弟のみならず日本を、そして世界を巻き込んでゆく。未曾有のスケールで描かれる、満州クロニクル第一巻。
#歴史・時代小説 #冒険小説 #海外 
河畔に標なく

10.河畔に標なく(船戸与一)評価 ★★★

読了日2021.1.8 は行

出版社集英社  発売日2009/7/25
概要  軍事政権下のミャンマー山岳地帯に、二百万ドルを積んだヘリコプターが墜落した。同じ頃、脱獄した民主化運動の活動家もこの一帯に逃げ込んでいた。情報を得て密林に足を踏み入れたのは、ドルを狙う日本人ビジネスマンと、おのれの保身のために脱走犯殺害をもくろむ刑務所副所長。逃亡と追跡の果てに、それぞれが手に入れたものは―。アジアの深き闇を描く、冒険小説巨編。
#冒険小説 #海外 #熱いアクション 






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