船戸与一のぺぇじ
既読:47作品 平均点:2.574 評価順並び替え|並び替えなし
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国家と犯罪
31.国家と犯罪(船戸与一)評価 ★
読了日不明 は行
出版社小学館 発売日1997/4概要 「わたしは比較的辺境を旅することが多いが、ときどき眩暈を覚えるような光景に出くわすことがある。そこでは人間があまりにも簡単に殺されるのだ……。国家に対する犯罪。国家による犯罪。本書はその二つの相関についてのささやかな旅の報告である」(「序にかえて」より)キューバ、メキシコ、中国、クルディスタン、イタリア…世界の辺境では、いま何が起きているか?『山猫の夏』『砂のクロニクル』など傑作冒険小説を描き続ける作家が20年ぶりに世に問うた巨弾ルポルタージュ。
祖国よ友よ
32.祖国よ友よ(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社双葉社 発売日1980/10概要 フランス外人部隊の勇猛さを祝うカメロン記念日の夜、東洋人伍長ナンジョウは、同じ隊のフォリス軍曹に発砲し逃走した。かつてナンジョウに命を助けられた〈おれ〉は、上官ランジェ少佐から秘かに彼を射殺せよと命令され、そのあとを追うが…。何故フォリスは殺され、ナンジョウは軍法会議にもかけられず抹殺されようとしたか。単純な上官殺しとみえた事件の裏に、どす黒い欲望の渦が…。男の友情を描く表題作他3編を収録したハード・ボイルド傑作集。
午後の行商人
33.午後の行商人(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1997/10概要 先住民の武装蜂起に揺れるメキシコ辺境が舞台。ぼくはメキシコ自治大学に留学中の日本人学生。オアハカ州の酒場で刃傷沙汰を目撃した帰りに追い剥ぎに襲われたが、タランチュラと名乗る行商の老人に奪われたものを取り返してもらった。彼に関心を持ったぼくは、強引に頼み込んで、一緒に行商の旅に出ることになった…。
虹の谷の五月
34.虹の谷の五月(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社集英社 発売日2000/5/26概要 旧ソ連崩壊後の第三世界。混迷の度合いを深める東南アジア。あらゆる価値観の見直しを求められる21世紀の冒険小説の指標を、少年の成長物語に託して巨匠がおくる冒険小説巨編、1300枚!直木賞受賞作。
蛮賊ども
35.蛮賊ども(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社角川書店 発売日1982/4概要 1980年4月、90余年にわたる白人支配が終わりを告げ、アフリカに新たな独立国、ジンバブエ共和国が成立した。1代で巨富を築いた白人オズボーンは、この状況に危機を感じ、この国からの脱出を決意した―。時価2億6千万ドルの金塊と九人の傭兵を乗せた列車は、南アフリカのメシアを目指し、ひたすら走り続けた。成功報酬は1万ドル。色と欲、謀略と戦闘渦巻くなか、血塗られた傭兵たちに明日は来るのか。
緑の底の底
36.緑の底の底(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社中央公論社 発売日1989/10概要 日系2世の青年が主人公。人類文化学者である叔父の調査隊に通訳として参加する。調査隊の目的は、ベネズエラとコロンビアの国境付近のジャングル深く(ここが緑の底の底というわけ)にいると噂される“白いインディオ”の探査。が、単なる学術探査で終わるわけも無く、欲、憎しみ、思惑が交錯し、血が流れる。
蟹喰い猿フーガ
37.蟹喰い猿フーガ(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社徳間書店 発売日1996/1概要 笑った。泣けた。心が躍った。かくも物語は美味いのだ。アメリカ大陸を疾走する伝説の詐欺師“エル・ドゥロ”と“だまし”のチーム。愉快痛快ちょっぴり哀切のスラプスティック・コンゲーム小説大巨篇1,200枚。義侠とプライド道連れに舌先三寸詐欺稼業。欺したつもりが惣れられる天下一品笑顔の愛敬。アメリカ大陸股旅暮し追いつ追われつ大金奪取の大攻防。
山猫の夏
38.山猫の夏(船戸与一)評価 ★★★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1984/8概要 ブラジル東北部の町エクルウは、アンドラーデ家とビーステルフェルト家に支配されている。両家はことごとに対立反目し、殺し合いが絶えない。そんな怨念の町に「山猫」こと弓削一徳がふらりと現れた。山猫の動く所、たちまち血しぶきがあがる。謎の山猫の恐るべき正体はいつ明かされる?南米三部作第一弾。
猛き箱舟
39.猛き箱舟(船戸与一)評価 ★★★★★
読了日不明 は行
出版社集英社 発売日1987/4概要 あの「灰色熊」のような男になりたい。香坂正次は胸に野心を秘め、海外進出する日本企業の非合法活動を担うその男に近づいて行った。彼に認められた正次の前には、血と暴力の支配するアフリカの大地が開けた。その仕事は、砂漠の小さな鉱山を、敵の攻撃から守ることだった―人の世の地獄、野望と絶望を謳いあげた大ロマン。船戸与一の代表作。
伝説なき地
40.伝説なき地(船戸与一)評価 ★★★★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1988/6概要 南米左翼革命運動の闘士、鍛治志朗が麻薬密売組織から強奪した2000万ドルの隠し場所こそ、エリゾンド家の涸れた油田だった。そこには、マグダレナのマリアを中心とするコロンビア難民が共和国建設を唱えていた。マリアに受け入れられた鍛治ら二人の日本人と冷酷な新当主との殺戮劇が幕をあける。第42回日本推理作家協会賞長篇賞受賞。
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