黒川博行のぺぇじ

既読:27作品   平均点:3.148  評価順並び替え|並び替えなし

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勁草

11.勁草(黒川博行)評価 ★★

読了日2017.1.15 か行

出版社徳間書店  発売日2015/6/30
概要  橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で大阪府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!直木賞作家、迫真の犯罪サスペンス。
#ハードボイルド #つまらない #リアリティがある 
煙霞

12.煙霞(黒川博行)評価 ★★★★

読了日2016.2.22 か行

出版社文藝春秋  発売日2009/1/30
概要  大阪の私立晴峰女子高校では、理事長の酒井が学校法人を私物化していた。美術講師の熊谷と音楽教諭の菜穂子は、酒井に不正の証拠をつきつけ、理事長退任と教員の身分保障を求める計画に同僚から誘われる。交渉は成功したかに見えたが、その後酒井と愛人が失踪。ふたりの行方を追った熊谷と菜穂子は、交渉を隠れ蓑にした理事長の財産強奪計画に巻き込まれていく―。悪党たちが駆け回るノンストップ騙しあい小説。
#ハードボイルド #エンタメ #熱いアクション 
繚乱

13.繚乱(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2015.5.18 か行

出版社毎日新聞社  発売日2012/11/20
概要  見さらせ、ど腐れども。そのシノギ、おれらが奪(と)ったる―名作『悪果』の相棒、堀内、伊達が復活。ふたたび、大阪を縦横無尽に疾駆する。策略と暴力がからみあい、腐れのスパイラルはノンストップで奈落へ。黒川警察小説の、これぞ真骨頂!
#ハードボイルド #面白い #リアリティがある 
破門

14.破門(黒川博行)評価 ★★★★

読了日2014.7.4 か行

出版社KADOKAWA  発売日2014/1/31
概要  映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪した詐欺師を追い、邪魔なゴロツキふたりを病院送りにした桑原だったが、なんと相手は本家筋の構成員だった。組同士の込みあいに発展した修羅場で、ついに桑原も進退窮まり、生き残りを賭けた大勝負に出るが―!?疫病神コンビVS詐欺師VS本家筋。予想を裏切る展開の連続で悪党たちがシノギを削る大人気ハードボイルド・シリーズの最高到達点!!
#文学賞受賞 #ハードボイルド #エンタメ 
大博打

15.大博打(黒川博行)評価 ★★★

読了日2012.7.12 か行

出版社日本経済新聞社  発売日1991/12
概要  「な、なんやて、金が2トン!」「そう、爺さんの身代金は金塊2トンや」無茶苦茶な誘拐事件だった。身代金が金塊二トン(時価32億)。受け渡しはどうするのか、大阪府警は驚愕するが、犯行計画は緻密だった。大阪湾に繋留中の漁船に金塊を積み、オートジャイロをセットしろという。金塊を積み無人の漁船が闇をゆく。だが、奪取寸前、漁船は偶然にもタンカーと衝突炎上してしまう。万事休すと思いきや、犯人の真骨頂はここからだった。
#ハードボイルド #読みやすい #エンタメ 
螻蛄

16.螻蛄(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2009.11.18 か行

出版社新潮社  発売日2009/7
概要  「疫病神」コンビ、待望の復活。自称「建設コンサルタント」の二宮とイケイケヤクザの桑原は、五百万の信者を擁する伝法宗慧教寺派の宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルを嗅ぎつける。絵伝を金にしようと画策する二人を待ち受けるのは、巨大宗派の蜜に群がる悪党たち。最後に笑うのは一番の悪党か、羊の皮をかぶった狸・二宮か。巧妙な罠、逆転に次ぐ逆転、想像も及ばぬ金儲けの手法…ページをめくる手が止まらない、大人気シリーズの新たなる頂点。ノンストップ・ノワール・エンタテインメント。
#ハードボイルド #リアリティがある #エンタメ 
蜘蛛の糸

17.蜘蛛の糸(黒川博行)評価 

読了日2009.4.26 か行

出版社光文社  発売日2008/6/20
概要  笑われても平気。男だもの。 彫刻家・遠野公彦。独身、四十二歳。頭髪と体型に少々の難あれど、相続資産あり。そんな遠野に巡ってきた、千載一遇のモテモテチャンス。だが、ひょんなミスをしたことが運の尽き。艱難辛苦、抱腹絶倒、めくるめく夜の迷走劇がはじまった──。(表題作『蜘蛛の糸』) 他、しょうもなさ天井知らずの男たちを濃厚に描いた全七編。
#小説 #つまらない #読みやすい 
悪果

18.悪果(黒川博行)評価 ★★★

読了日2009.4.4 か行

出版社角川書店  発売日2007/9
概要  堀内は大阪府警今里署の暴力団犯罪対策係の刑事。夜な夜な同僚の伊達と管内の歓楽街を流している。ある夜、ネタ元のバーテンダーから賭博開帳の情報を得る。見返りは警察が管理する犯歴などの個人データ。バーテンダーはそれをサラ金や信販会社に売っているのだ。堀内と伊達は、開帳時に暴力団と客を一網打尽にするため、場所や開帳日の特定を進める。賭博開帳当日、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。堀内は、賭場に参加していた学校経営者・森本を経済誌編集・坂辺を使いゆすり始める……癒着、横領、隠蔽、暴力・・・日本の警察の暗部を描き出すノワールの傑作!
#ハードボイルド #警察小説 #リアリティがある 
燻り

19.燻り(黒川博行)評価 

読了日不明 か行

出版社講談社  発売日1998/9
概要  関西アンダーグラウンドで目指せ一攫千金!痛快ハードボイルド。騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢(うごめ)く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕草の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。
#ハードボイルド #つまらない #リアリティがある 
カウント・プラン

20.カウント・プラン(黒川博行)評価 ★★★

読了日不明 か行

出版社文藝春秋  発売日1996/11
概要  眼に入った物をかぞえずにいられない計算症の青年や、隣人のゴミに異常な関心を持つ男など、現代社会が生み出しつづけるアブナイ性癖の人達。その密かな執着がいつしか妄念に変わる時、事件は起きる…。日本推理作家協会賞受賞(短編部門)の表題作をはじめ、時代を見通す作者の眼力が冴える新犯罪ミステリ五作品を収録。
#文学賞受賞 #短編集 #エンタメ 






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