角川書店のぺぇじ

既読:3作品   平均点:2  評価順並び替え|並び替えなし

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悪果

1.悪果(黒川博行)評価 ★★★

読了日2009.4.4 か行

出版社角川書店  発売日2007/9
概要  堀内は大阪府警今里署の暴力団犯罪対策係の刑事。夜な夜な同僚の伊達と管内の歓楽街を流している。ある夜、ネタ元のバーテンダーから賭博開帳の情報を得る。見返りは警察が管理する犯歴などの個人データ。バーテンダーはそれをサラ金や信販会社に売っているのだ。堀内と伊達は、開帳時に暴力団と客を一網打尽にするため、場所や開帳日の特定を進める。賭博開帳当日、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。堀内は、賭場に参加していた学校経営者・森本を経済誌編集・坂辺を使いゆすり始める……癒着、横領、隠蔽、暴力・・・日本の警察の暗部を描き出すノワールの傑作!
#ハードボイルド #警察小説 #リアリティがある 
蛮賊ども

2.蛮賊ども(船戸与一)評価 ★★

読了日不明 は行

出版社角川書店  発売日1982/4
概要  1980年4月、90余年にわたる白人支配が終わりを告げ、アフリカに新たな独立国、ジンバブエ共和国が成立した。1代で巨富を築いた白人オズボーンは、この状況に危機を感じ、この国からの脱出を決意した―。時価2億6千万ドルの金塊と九人の傭兵を乗せた列車は、南アフリカのメシアを目指し、ひたすら走り続けた。成功報酬は1万ドル。色と欲、謀略と戦闘渦巻くなか、血塗られた傭兵たちに明日は来るのか。
#冒険小説 #つまらない #熱いアクション 
海燕ホテル・ブルー

3.海燕ホテル・ブルー(船戸与一)評価 

読了日不明 は行

出版社角川書店  発売日1998/8
概要  塀の向こうでの5年間、藤堂は燃えるような信念を抱いてシャバに戻った。やるべきことがある。友の供養、落とし前、そして、もう一度でかいヤマを踏むこと―。しかし、かつての仲間に会うために伊豆の下田を訪れた藤堂は、一人の女に出会い、やがて溺れていく。その時から何かが狂い始めた。情念に蝕まれていく藤堂の心、そして一人の男が檻から出てきたとき、破滅へと導く雷鳴がとどろいた。日本を舞台に著者が初めて描く情念の世界。
#小説 #ハードボイルド #読みやすい 






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