黒川博行のぺぇじ

既読:7作品   平均点:3.148  評価順並び替え|並び替えなし

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離れ折紙

1.離れ折紙(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2020.12.20 か行

出版社文藝春秋  発売日2013/8/10
概要  フリーのキュレーターの澤井は、大物建築家の未亡人に請われて、美術品の鑑定に出向いた。そこで見つけた硝子のレリーフは幻の逸品だったが、割れていた。澤井は一計を案じ、まんまとレリーフを手に入れるが…(「唐獅子硝子」)。「騙すか、騙されるか」。関西の骨董業界を巡る丁々発止をテンポよく描き、人間の尽きることない欲望をあぶり出す傑作美術ミステリ。
#短編集 #面白い 
繚乱

2.繚乱(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2015.5.18 か行

出版社毎日新聞社  発売日2012/11/20
概要  見さらせ、ど腐れども。そのシノギ、おれらが奪(と)ったる―名作『悪果』の相棒、堀内、伊達が復活。ふたたび、大阪を縦横無尽に疾駆する。策略と暴力がからみあい、腐れのスパイラルはノンストップで奈落へ。黒川警察小説の、これぞ真骨頂!
#ハードボイルド #面白い #リアリティがある 
螻蛄

3.螻蛄(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2009.11.18 か行

出版社新潮社  発売日2009/7
概要  「疫病神」コンビ、待望の復活。自称「建設コンサルタント」の二宮とイケイケヤクザの桑原は、五百万の信者を擁する伝法宗慧教寺派の宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルを嗅ぎつける。絵伝を金にしようと画策する二人を待ち受けるのは、巨大宗派の蜜に群がる悪党たち。最後に笑うのは一番の悪党か、羊の皮をかぶった狸・二宮か。巧妙な罠、逆転に次ぐ逆転、想像も及ばぬ金儲けの手法…ページをめくる手が止まらない、大人気シリーズの新たなる頂点。ノンストップ・ノワール・エンタテインメント。
#ハードボイルド #リアリティがある #エンタメ 
迅雷

4.迅雷(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日不明 か行

出版社双葉社  発売日1995/5
概要  「極道は身代金とるには最高の獲物やで」。大胆不敵な発想でヤクザの幹部を誘拐した三人組。彼らと、面子をかけて人質を取り返そうとするヤクザたちとの駆け引きが始まった。警察署の目の前での人質交換、地下駐車場でのカーチェイス、組事務所への奇襲攻撃…。大阪を舞台に追いつ追われつが展開する痛快小説。
#ハードボイルド #読みやすい #リアリティがある 
国境

5.国境(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日2002.9.7 か行

出版社講談社  発売日2001/11
概要  わしとおまえで、国境破りや。あの“疫病神”が帰ってきた。今度の敵は未知なる“国家”――。底辺に生きる男たちが意地と矜持で国境を越える。連載時からの話題作、ついに刊行。国境てなもんは、地形や民族で決まるもんやない。その時々の喧嘩の強さで、右にも左にもずれるんや。金を持ち逃げした詐欺師を追って、北朝鮮へ飛んだ建設コンサルタント二宮とヤクザ桑原。2人を待ち受けていたのは、未知なる国家の底知れぬ闇――。2回の北朝鮮潜入取材を敢行、中朝国境の現実を描きつくした、渾身の長編ノワール大作!
#ハードボイルド #リアリティがある #熱いアクション 
文福茶釜

6.文福茶釜(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日不明 か行

出版社文藝春秋  発売日1999/5
概要  痛快、古美術ミステリーの傑作登場!古美術でひと儲けをたくらむ男たちの騙しあいに容赦はない。入札目録の図版さしかえ、水墨画を薄く剥いで二枚にする相剥本、ブロンズ彫像の分割線のチェック、あらゆる手段を用いて贋作づくりに励む男たちの姿は、ある種感動的ともいえる。はたして「茶釜」に狸の足は生えるのか?
#ミステリ #リアリティがある #エンタメ 
疫病神

7.疫病神(黒川博行)評価 ★★★★★

読了日不明 か行

出版社新潮社  発売日1997/3
概要  建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の“相棒”は、一筋縄でいく男ではなかった―。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。
#ハードボイルド #リアリティがある #エンタメ 






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