船戸与一のぺぇじ
既読:47作品 平均点:2.574 評価順並び替え|並び替えなし
星の分布
蝶舞う館
11.蝶舞う館(船戸与一)評価 ★★
読了日2021.1.3 あ行
出版社講談社 発売日2005/10/26概要 大地の精霊たちの声が聴こえる。戦え、と。船戸与一が初めてベトナムを描いた、圧倒的長編小説!日本人有名歌手の誘拐。犯行声明で名指しされた元ジャーナリスト。民族解放戦線に「呼び出された男」が、ベトナム戦争のかつての激戦地で見せつけられる、途轍もない現実!おまえは、「行動者」たることを選べるのか?戦いの傷が癒えないアジアの人々と、戦いを知らない日本人に捧ぐ。魂を揺るがす大傑作!
夜来香海峡
12.夜来香海峡(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.12.17 は行
出版社講談社 発売日2009/5/28概要 花嫁斡旋業・国際友好促進協会の蔵田雄介が中国旧満州の黒龍江省から仕入れ、山形の寒村に嫁がせた輸入花嫁・青鈴。日本の暴力団から中国の黒社会への資金二億円を持って遁走した。蔵田はやくざに脅され、花嫁を捜し北へ北へと向かう。怪死事件が相次ぎロシア・マフィアも蠢く闇の世界に引きずり込まれる蔵田。女は津軽海峡を渡り日本最北端の稚内へ逃げる―疲弊した地方に繰り広げられる、夢を追う花嫁と蒼然と死にゆく男たちの哀愁のバイオレンス。
降臨の群れ
13.降臨の群れ(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.12.3 は行
出版社集英社 発売日2004/6/30概要 アジアの火薬庫、インドネシア、アンボン島。イスラム教徒とキリスト教徒の血の抗争。ここには、神の数だけ、正義がある!1999年1月、マルク州の州都アンボンで、イスラム教徒とキリスト教徒の殺し合いがはじまった。インドネシア最大のイスラム過激派組織ラスカル・ジハードの参戦や、アメリカのアフガニスタン空爆により抗争は拡大、より凄惨なものとなる。そんな状況下、一介の技術者だった笹沢浩平は、インドネシア陸軍情報部の策略にはめられ、烈しい憎悪と殺戮の渦に呑み込まれてゆく…。
蝕みの果実
14.蝕みの果実(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.6.28 は行
出版社講談社 発売日1996/10/11概要 セミ・ファイナルに名を借りた"私刑"の開始ゴングは鳴った。だが、負け犬にも魂がある…。アメリカ・スポーツ社会の片隅で孤高の闘いを続ける日本人たち。彼らの壮絶な生き方と苦悩をダイナミックに描くハードボイルド小説集。冒険小説の第一人者が10年間の日米関係の変遷をも浮き彫りにする渾身の7篇。
炎 流れる彼方
15.炎 流れる彼方(船戸与一)評価 ★★
読了日2020.6.9 は行
出版社集英社 発売日1990/7/25概要 アメリカで運を使い果たしたおれを拾ってくれたのは、シケた中年ボクサー・ムーニー。彼に突然ラスベガスでの試合の話が持ちこまれる。なぜ?相手はキラーと呼ばれる29戦全KO勝ちの若いハード・パンチャー。この「合法的殺人」を企む黒幕は?男を賭けたリング。驚くべき真相が…。銃撃と流血。そしてロッキー山中で凄絶な最後の聖戦が操り拡げられる…。
諸士乱想
16.諸士乱想(船戸与一)評価 ★★
読了日2020.5.16 は行
出版社徳間書店 発売日1998/4/15概要 流動する現代史を根底に、常に叛史の側から物語を紡ぎだしてきた作家・船戸与一が、各界の強者たちと、がっぷり四つに組んだスリリングな対談集。野球選手、ボクサー、力士、棋士、探検家、ジャーナリスト、作家、新右翼、俳優、画家、コメディアン、映画監督、予備校教師等、それぞれの現場で、闘うべきときに必ず闘ってきた男たちとの熱く過激な時間は、刺激的で、ラジカルな"知"のライヴ・セッションである。
メビウスの時の刻
17.メビウスの時の刻(船戸与一)評価 ★
読了日2020.5.12 は行
出版社中央公論社 発売日1993/8/25概要 粉雪の舞い狂う「木曜」の夜、ニューヨークの港湾地区で発生した暴動と非情の殺人。そして同じ「木曜」の夜、三番埠頭では…。登場人物たちのモノローグが壮大な円環を閉じるとき、死と暴力に彩られた世界は、新たに過去と現在を繋ぐ宿命の物語としての全貌を明かしはじめる―。野心的ミステリー。
三都物語
18.三都物語(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.5.11 は行
出版社新潮社 発売日2003/9/25概要 才能を買われ、彼らは異国のスタジアムに招かれた。世界を流離うコーチ・雪島裕司は、黒社会と関わっていた。奇跡的に復活した投手・金光洋昭は、ベトナム戦争の亡霊と遭遇した。アジアの超新星・劉東生は、知らず陰謀に呑み込まれていた。みな禁断の路地に足を踏み入れてしまったのだ。横浜、台中(台湾)、光州(韓国)。神なき三つの都に降る雨が、男たちの体を蝕んでゆく―。
夢は荒れ地を
19.夢は荒れ地を(船戸与一)評価 ★★★★
読了日2020.5.4 は行
出版社文藝春秋 発売日2003/6/15概要 暴力はどこまで許されるのか?我々日本人はあまりにアジアを知らなさすぎる。PKOで派遣されたカンボジアの地で現地除隊した元自衛隊員。彼がそこで夢見た"正義"とは…。著者待望のハードロマン。
藪枯らし純次
20.藪枯らし純次(船戸与一)評価 _
読了日2008.7.7 は行
出版社徳間書店 発売日2008/1概要 調査員・高倉圭介は中国地方の山間にある赤猿温泉郷にやってきた。任務はこの村に帰ってきた曰く付きの男「藪枯らし純次」の監視だ。村人たちは何をおそれているのか?彼らの抱えている秘密とは?第一の殺人事件が発生。そして、次々に血なまぐさい事件が起り、高倉は次第に、村の狂気にとりつかれてゆく・・・・。
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