船戸与一のぺぇじ
既読:47作品 平均点:2.574 評価順並び替え|並び替えなし
星の分布
新宿・夏の死
31.新宿・夏の死(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社文藝春秋 発売日2001/5概要 バブル崩壊後の日本の閉塞と混沌を象徴する街・新宿。ヤクザ・おかま・ホームレス・高利貸し・婦人警官…。暑い夏、街でうごめく人間たちが格闘する苛酷な現実と、やがて直面する未来は?街と時代の不条理、そして人間の暗い情念をあわせ描いた直木賞受賞後第一作。「夏の黄昏」「夏の渦」ほか傑作中篇を八本収録。
流沙の塔
32.流沙の塔(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社朝日新聞社 発売日1998/4概要 発端は、横浜のホテルでロシア人女性が殺されたことだった。一人の死が街に伝わり、やがて秘密結社、民族独立運動、公安当局を巻き込んでいく。現代中国の支配構造を抉る渾身の1400枚。
炎 流れる彼方
33.炎 流れる彼方(船戸与一)評価 ★★
読了日2020.6.9 は行
出版社集英社 発売日1990/7/25概要 アメリカで運を使い果たしたおれを拾ってくれたのは、シケた中年ボクサー・ムーニー。彼に突然ラスベガスでの試合の話が持ちこまれる。なぜ?相手はキラーと呼ばれる29戦全KO勝ちの若いハード・パンチャー。この「合法的殺人」を企む黒幕は?男を賭けたリング。驚くべき真相が…。銃撃と流血。そしてロッキー山中で凄絶な最後の聖戦が操り拡げられる…。
蛮賊ども
34.蛮賊ども(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社角川書店 発売日1982/4概要 1980年4月、90余年にわたる白人支配が終わりを告げ、アフリカに新たな独立国、ジンバブエ共和国が成立した。1代で巨富を築いた白人オズボーンは、この状況に危機を感じ、この国からの脱出を決意した―。時価2億6千万ドルの金塊と九人の傭兵を乗せた列車は、南アフリカのメシアを目指し、ひたすら走り続けた。成功報酬は1万ドル。色と欲、謀略と戦闘渦巻くなか、血塗られた傭兵たちに明日は来るのか。
蝶舞う館
35.蝶舞う館(船戸与一)評価 ★★
読了日2021.1.3 あ行
出版社講談社 発売日2005/10/26概要 大地の精霊たちの声が聴こえる。戦え、と。船戸与一が初めてベトナムを描いた、圧倒的長編小説!日本人有名歌手の誘拐。犯行声明で名指しされた元ジャーナリスト。民族解放戦線に「呼び出された男」が、ベトナム戦争のかつての激戦地で見せつけられる、途轍もない現実!おまえは、「行動者」たることを選べるのか?戦いの傷が癒えないアジアの人々と、戦いを知らない日本人に捧ぐ。魂を揺るがす大傑作!
血と夢
36.血と夢(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1997/1概要 1981年、ソ連が薬莢不要の高性能自動小銃の開発に成功し、アフガニスタンの奥地でイスラム・ゲリラと交戦中だという情報が西側に伝わった。米国防情報局は発明者ボルコフをその銃と共に拉致すべく、壱岐一平を非合法工作員としてアフガンに送りこんだ。世界秩序を崩壊させたアフガン戦争に迫る冒険巨篇。
諸士乱想
37.諸士乱想(船戸与一)評価 ★★
読了日2020.5.16 は行
出版社徳間書店 発売日1998/4/15概要 流動する現代史を根底に、常に叛史の側から物語を紡ぎだしてきた作家・船戸与一が、各界の強者たちと、がっぷり四つに組んだスリリングな対談集。野球選手、ボクサー、力士、棋士、探検家、ジャーナリスト、作家、新右翼、俳優、画家、コメディアン、映画監督、予備校教師等、それぞれの現場で、闘うべきときに必ず闘ってきた男たちとの熱く過激な時間は、刺激的で、ラジカルな"知"のライヴ・セッションである。
非合法員
38.非合法員(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1979/3概要 神代恒彦はメキシコ保安局の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派指導者四人を抹殺したが、任務終了後、相棒のベトナム人に報酬を持ち逃げされてしまう。その男グエンを追ってメキシコからカリフォルニアへ追跡の旅を続ける神代をロスで待っていたのは非情な組織の掟だった。
黄色い蜃気楼
39.黄色い蜃気楼(船戸与一)評価 ★★
読了日2002.9.4 は行
出版社双葉社 発売日1992/9概要 その旅客機が墜落したのは灼熱の大砂漠だった。辛くも助かったのは鶴見浩二と何人かの女性たちだけ。鶴見は懐中に命と引換えともいうべき機密書類を抱いている。水、食糧ともに乏しい熱砂の中で懸命のサバイバル行が続く。が鶴見は知らなかった、その機密書類を狙う敵陣営が凄腕の刺客を放ったことを。かくて更に苛烈な死のゲームが開始された。
カルナヴァル戦記
40.カルナヴァル戦記(船戸与一)評価 ★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1986/4概要 リオのカルナヴァル(謝肉祭)の最後の夜、暗殺者であるおれは、組織の裏切者・金承春を狙ってビルの高層階に待機した。金はリオの非合法地域に潜伏中だったが、カルナヴァルの日にはどの住民も例外なしにサンバの踊り手として山車の上に乗らなければならない。おれは今、狙撃の瞬間を静かに待っている。
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