船戸与一のぺぇじ
既読:47作品 平均点:2.574 評価順並び替え|並び替えなし
星の分布
群狼の舞 満州国演義3
21.群狼の舞 満州国演義3(船戸与一)評価 ★★★
読了日2022.2.23 は行
出版社新潮社 発売日2007/12/20概要 昭和七年三月、満州国建国。面接約百三十万km2、人口約三千四百万、新京を国都とし、最後の皇帝溥儀を執政に迎えた。国の建設に胸を躍らせる太郎。金銭で請け負った荒仕事をこなす次郎。「憲兵隊の誇り」と称えられ、妻をも得た三郎。さらなる罪を犯し、大陸を流浪する四郎。日本人は新天地にどのような夢を託したのか。産声を上げたばかりの国家の実相、そして熱河侵攻を描く、第三巻。
虹の谷の五月
22.虹の谷の五月(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社集英社 発売日2000/5/26概要 旧ソ連崩壊後の第三世界。混迷の度合いを深める東南アジア。あらゆる価値観の見直しを求められる21世紀の冒険小説の指標を、少年の成長物語に託して巨匠がおくる冒険小説巨編、1300枚!直木賞受賞作。
蝕みの果実
23.蝕みの果実(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.6.28 は行
出版社講談社 発売日1996/10/11概要 セミ・ファイナルに名を借りた"私刑"の開始ゴングは鳴った。だが、負け犬にも魂がある…。アメリカ・スポーツ社会の片隅で孤高の闘いを続ける日本人たち。彼らの壮絶な生き方と苦悩をダイナミックに描くハードボイルド小説集。冒険小説の第一人者が10年間の日米関係の変遷をも浮き彫りにする渾身の7篇。
蝦夷地別件
24.蝦夷地別件(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社新潮社 発売日1995/5概要 時は18世紀末、老中・松平定信のころ。蝦夷地では、和人の横暴に対する先住民の憤怒の炎が燃えあがろうとしていた。この地の直轄を狙い謀略をめぐらす幕府と、松前藩の争い。ロシアを通じ、蝦夷に鉄砲の調達を約束するポーランド貴族―。歴史の転換点で様々な思惑が渦巻いた蝦夷地最大の蜂起「国後・目梨の乱」を未曾有のスケールで描く、超弩級大作。日本冒険小説協会大賞受賞。
蟹喰い猿フーガ
25.蟹喰い猿フーガ(船戸与一)評価 ★★★
読了日不明 は行
出版社徳間書店 発売日1996/1概要 笑った。泣けた。心が躍った。かくも物語は美味いのだ。アメリカ大陸を疾走する伝説の詐欺師“エル・ドゥロ”と“だまし”のチーム。愉快痛快ちょっぴり哀切のスラプスティック・コンゲーム小説大巨篇1,200枚。義侠とプライド道連れに舌先三寸詐欺稼業。欺したつもりが惣れられる天下一品笑顔の愛敬。アメリカ大陸股旅暮し追いつ追われつ大金奪取の大攻防。
降臨の群れ
26.降臨の群れ(船戸与一)評価 ★★★
読了日2020.12.3 は行
出版社集英社 発売日2004/6/30概要 アジアの火薬庫、インドネシア、アンボン島。イスラム教徒とキリスト教徒の血の抗争。ここには、神の数だけ、正義がある!1999年1月、マルク州の州都アンボンで、イスラム教徒とキリスト教徒の殺し合いがはじまった。インドネシア最大のイスラム過激派組織ラスカル・ジハードの参戦や、アメリカのアフガニスタン空爆により抗争は拡大、より凄惨なものとなる。そんな状況下、一介の技術者だった笹沢浩平は、インドネシア陸軍情報部の策略にはめられ、烈しい憎悪と殺戮の渦に呑み込まれてゆく…。
雷の波濤 満州国演義7
27.雷の波濤 満州国演義7(船戸与一)評価 ★★★
読了日2022.5.17 は行
出版社新潮社 発売日2012/6/20概要 昭和十六年。ナチス・ドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。ドイツに呼応して日米開戦に踏み切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか…敷島四兄弟が岐路に立つ皇国に見たものとは。「非常事態」の名の下、暴き出される人間の性。加速する満州クロニクル、ついに終焉へのカウント・ダウン開始。
風の払暁 満州国演義1
28.風の払暁 満州国演義1(船戸与一)評価 ★★★
読了日2022.1.19 は行
出版社新潮社 発売日2007/4/20概要 麻布の名家に生まれながら、それぞれに異なる生き方を選んだ敷島四兄弟。奉天日本領事館の参事館を務める長男・太郎、日本を捨てて満蒙の地で馬賊の長となった次郎、奉天独立守備隊員として愛国心ゆえに関東軍の策謀に関わってゆく三郎、学生という立場に甘んじながら無政府主義に傾倒していく四郎…ふくれあがった欲望は四兄弟のみならず日本を、そして世界を巻き込んでゆく。未曾有のスケールで描かれる、満州クロニクル第一巻。
かくも短き眠り
29.かくも短き眠り(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社毎日新聞社 発売日1996/6概要 夜空に吸い込まれる炸裂音、彷徨う血塗られた魂。東欧、霧のトランシルバニアで「わたし」は男たちの呼び声を聞いた―。ベルリンの壁の崩壊から五年。「ドラキュラの息子たち」という殺戮集団。「わたし」の過去を呼び醒ますかつての同志たちの亡霊。「わたし」に何を求めるのか。歴史に葬られた男たちの復讐と反逆。船戸ハードボイルド会心の1000枚。
午後の行商人
30.午後の行商人(船戸与一)評価 ★★
読了日不明 は行
出版社講談社 発売日1997/10概要 先住民の武装蜂起に揺れるメキシコ辺境が舞台。ぼくはメキシコ自治大学に留学中の日本人学生。オアハカ州の酒場で刃傷沙汰を目撃した帰りに追い剥ぎに襲われたが、タランチュラと名乗る行商の老人に奪われたものを取り返してもらった。彼に関心を持ったぼくは、強引に頼み込んで、一緒に行商の旅に出ることになった…。
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