敗北を抱きしめて 増補版
書名 | 敗北を抱きしめて 増補版 |
作者 | ジョン・W・ダワー |
出版社 | 岩波書店 |
発売日 | 2004/1/30 |
単行本 | 上巻 379ページ 下巻 455ページ |
[本の紹介](「BOOK」データベースより)
一九四五年八月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった。敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき、改革はすでに腐食し始めていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主革命の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…。敗戦後日本人の苦難の歩みを描いて、日本中に感動を巻き起こした名著の写真増補版。旧版の2.5倍以上に増補された貴重な写真は、著者みずからによって本文といっそう緊密に組み合わされ、敗北を抱きしめて立ち上がった民衆の類まれな経験を語り尽くす。ヴィジュアル史料と文字史料が織り成す陰影深い戦後史像の誕生。
[評価]:★★★
関連ページ:
アメリカ 暴力の世紀 ダワー(ジョン・W) ★★ |
更新情報
作品 | |
作者 | ジョン・W・ダワー |
更新 | 2025 年 7 月 5 日 土曜 19 時 13 分 18 秒 |
概要 | 一九四五年八月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪では...>>続き |
評価 | ★★★ |
感想 | 面白い |
作品 | |
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評価 | ★ |
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作品 | |
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作品 | |
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評価 | ★★ |
感想 | 普通 |
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各年のbest5

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坂の上の雲
司馬遼太郎: 著
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日本が最も熱かった時代、明治。先進国に追いつけ追い越せという風潮の中で経験した日清、日露という二つの戦争。中でも日露戦争について同時代を生きた2人の軍人の兄弟と1人の俳人の人生を通じて同時代を鮮やかに描き出す。
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幻冬舎: 刊
ニイタカドロップなどで知られた新高製菓創業者・森平太郎の立志伝。ジャンルは経済小説か。森平太郎は著者の曽祖父。著者は自分のルーツを書いてみたいという事で2007年から日経新聞で連載された作品。
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