親鸞と日本主義
書名 | 親鸞と日本主義 |
作者 | 中島岳志 |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2017/8/25 |
単行本 | 298ページ |
[本の紹介](「BOOK」データベースより)
『歎異抄』の再評価や倉田百三『出家とその弟子』のベストセラーなどによって、大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その「絶対他力」や「自然法爾」の思想は、やがて天皇中心の"国体"を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は政治的転向の瞬間に、またある者は、戦争の大義を説くために唱えた「南無阿弥陀仏」。ついには、戦前もっとも危険な右翼の核心に親鸞の思想は据えられ、「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張するまでに至る。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る力作評論。
[評価]:★
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評価 | ★★★★ |
感想 | かなり面白い |
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