果鋭
書名 | 果鋭 |
作者 | 黒川博行 |
出版社 | 幻冬舎 |
発売日 | 2017/3/15 |
単行本 | 451ページ |
[本の紹介](「BOOK」データベースより)
堀内信也、40歳。元々は大阪府警の刑事だが、恐喝が監察にばれて依願退職。不動産業界に拾われるも、暴力団と揉めて腹と尻を刺され、生死の境をさまよった。左下肢の障害が残り、歩行に杖が欠かせなくなる。シノギはなくなり、女にも逃げられる…。救ったのは府警時代の相棒、伊達誠一。伊達は脅迫を受けたパチンコホールのオーナーを助けるため、堀内に協力を求めてきた。パチンコ業界―。そこには暴力団、警察も入り乱れ、私腹を肥やそうとする輩がうごめいていた。堀内は己の再生も賭け、伊達とともに危険に身をさらしながら切り込んでいく。ワルでタフなふたりがクズどもを蹴散らす痛快悪漢小説!
[評価]:★★★
関連ページ:
疫病神 黒川博行 ★★★★★ | 文福茶釜 黒川博行 ★★★★★ |
迅雷 黒川博行 ★★★★★ | 蒼煌 黒川博行 ★★★ |
暗礁 黒川博行 ★★★ | カウント・プラン 黒川博行 ★★★ |
燻り 黒川博行 ★ | 絵が殺した 黒川博行 ★★ |
国境 黒川博行 ★★★★★ | 悪果 黒川博行 ★★★ |
蜘蛛の糸 黒川博行 ★ | 螻蛄 黒川博行 ★★★★★ |
大博打 黒川博行 ★★★ | 破門 黒川博行 ★★★★ |
繚乱 黒川博行 ★★★★★ | 煙霞 黒川博行 ★★★★ |
勁草 黒川博行 ★★ | 喧嘩 黒川博行 ★★★ |
泥濘 黒川博行 ★★ | 後妻業 黒川博行 ★★★ |
離れ折紙 黒川博行 ★★★★★ | 落英 黒川博行 ★★★★ |
左手首 黒川博行 ★ | 二度のお別れ 黒川博行 ★★ |
暗闇のセレナーデ 黒川博行 ★ | 雨に殺せば 黒川博行 ★★ |
更新情報
作品 | |
作者 | 今井清一 |
更新 | 2025 年 2 月 18 日 火曜 21 時 15 分 40 秒 |
概要 | 第一次世界大戦に乗じて、日本は大陸への野望を着実に実現しながら躍進をとげ、未曾有の経済的繁栄を迎える。だが、国...>>続き |
評価 | ★ |
感想 | いまいち |
作品 | |
作者 | 河合敦 |
更新 | 2025 年 2 月 12 日 水曜 17 時 59 分 16 秒 |
概要 | 書名が変わった「『魏志』倭人伝」、1185年ともされる「鎌倉幕府成立」、てんで徹底されていなかった「刀狩」…。...>>続き |
評価 | ★ |
感想 | いまいち |
作品 | |
作者 | 坂野潤治 |
更新 | 2025 年 2 月 9 日 日曜 17 時 25 分 39 秒 |
概要 | 武士の革命としての明治維新。農村地主の運動としての自由民権運動。男子普通選挙制を生んだ大正の都市中間層……。し...>>続き |
評価 | |
感想 | つまらない |
作品 | |
作者 | 米澤穂信 |
更新 | 2025 年 2 月 8 日 土曜 17 時 04 分 23 秒 |
概要 | 高校生活の終わり。小市民の時代の終わり。小鳩君を轢き、密室状況から消え失せた車はどこへ?シリーズ最大の事件を描...>>続き |
評価 | ★★ |
感想 | 普通 |
作品 | |
作者 | 後藤武士 |
更新 | 2025 年 2 月 5 日 水曜 16 時 52 分 16 秒 |
概要 | 2022年度から全国の高校で「歴史総合」という新科目が必履修科目としてスタートしました。この「歴史総合」は、今...>>続き |
評価 | ★ |
感想 | いまいち |
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各年のbest5

2020年個人的1位
グリード
真山仁: 著
講談社: 刊
「ハゲタカ」シリーズ第四弾。リーマンショックという現実のメガクライシスを描いた小説は初めて読んだ。買収の本場アメリカで暴れまわる鷲津の活躍は面白く読めた。
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2020年個人的2位
1973年のピンボール
村上春樹: 著
講談社: 刊
80年代の文学を拓き現在も斯界に名を馳せる村上春樹の青春3部作のうちの2作目。1作目に比べるとずいぶんとしっかりした文章になっていると思った。「僕」と「鼠」のその後については次作を読まねばならないが。
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2020年個人的3位
タックスヘイヴン
橘玲: 著
幻冬舎: 刊
日本、そしてシンガポールをまたにかけた国際金融情報小説。東南アジアでもっとも成功した金融マネージャーの死と共に消えた1000億を追ううち見え隠れする政治家とヤクザ、仕手株集団、といった闇の勢力…。
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2020年個人的4位
離れ折紙
黒川博行: 著
文藝春秋: 刊
黒川氏の「かくし芸」でもある古美術モノ。同じようなテーマの「文福茶釜」、「蒼煌」もおススメ。作中に出てくる「桃燕堂如斎」といったような絵師等は架空の人物だが、モデルとなった人はいるらしい。
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2020年個人的5位
蝉しぐれ
藤沢周平: 著
文藝春秋: 刊
藤沢作品ではなじみの深い海坂藩で、一人の少年藩士が大人になるまでの淡い恋・友人達との成長・苦労・政争等様々な要素を豊かな文章力で描き出した作品。「良い本に巡りあえた」と素直に思える一冊。
蝉しぐれ
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文藝春秋: 刊
藤沢作品ではなじみの深い海坂藩で、一人の少年藩士が大人になるまでの淡い恋・友人達との成長・苦労・政争等様々な要素を豊かな文章力で描き出した作品。「良い本に巡りあえた」と素直に思える一冊。