緋色の時代
書名 | 緋色の時代 |
作者 | 船戸与一 |
出版社 | 小学館 |
発売日 | 2001/12 |
単行本 | 上巻 470ページ 下巻 447ページ |
[本の紹介](「BOOK」データベースより)
マフィア化したアフガン帰還兵たちが繰り広げる大抗争。 船戸小説史上、最大の流血劇を描く混沌の叙事詩。 「すべてはアフガンから始まった」。 ビンラディンやアルカイダ、タリバン、パンジシール渓谷、ジャララバードという固有名詞で始まるこの長編作品は、2か月にわたるロシア辺境取材を敢行し描かれた。 アフガン帰還兵がマフィア化し、社会秩序が液状化するロシア社会を活写する、まさに現在の世界テロ戦争の後の社会を予言した作品である。 死者800人という、船戸小説史上、最大の殺戮劇を、異様な迫力で描いたハードボイルド。
[評価]:★★★
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